もちもちの皮に上品な甘さの粒餡が入った「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は京都のお土産として定番の和菓子です。
作っているのは、老舗の和菓子店「満月」で、なんと江戸末期の安政三年(1856)からお店を経営されています。
商品は、阿闍梨餅・最中・京納言・満月の4つと少ないですが、中でも阿闍梨餅は大人気で今では京都では知らない人はいないのでは?というくらい有名店となっています。
京都といえば八ツ橋など有名なお菓子が多いイメージですが、そんな京都の定番お土産として名前が挙がる阿闍梨餅♪
とっても美味しいと人気なんです!
しかし、阿闍梨餅で検索すると“まずい”のワードが…これは本当なのでしょうか?!
そこで、阿闍梨餅はまずいのか?美味しいのか?なぜ人気なのかについて徹底調査していきます。
阿闍梨餅はまずいの?美味しいの?なぜ人気なのか口コミを徹底調査!
まずは悪い口コミから見ていきます。
阿闍梨餅の悪い口コミには、出来立ては本店でしか食べられないとありました。
阿闍梨餅の出来立ては、それはそれは美味しいそうです。人によってはオンラインで届いたものと、出来立てのものでは全然違うなんて声も…。
そんなに美味しいと言われる、出来立ての阿闍梨餅が本店でしか食べられないのは残念ですね。旅行などで近くに立ち寄った際は、ぜひ出来立てを食べてみましょう。
次に、賞味期限が短いとの声もありました。阿闍梨餅の賞味期限は5日間です。
自分でさっと食べる分には問題ないですが、たくさん買おうと思うと食べ切れるのか気になりますし、お土産としても選びにくいかもしれません。
もし手土産などに選ぶ場合は、早めに渡してしまいましょう。
続いて良い口コミも見ていきましょう。
いただいた阿闍梨餅、とても美味しいです。箱もよいです。さすが京都。
ありがとうございます🙏 pic.twitter.com/WB70DXwd4U— 佐藤 智紀 Sato Tomoki (@Tomoki1980mm) December 14, 2023
阿闍梨餅の良い口コミには、生地の食感が良いとの声がありました。カステラのような甘い香りがする皮は、出来立てはサックリしてますが半日経つと少しシットリします。
もし家に持ち帰って冷めていても、トースターなどで少し温めるとまた焼き立てに近い味が味わえるので試してみてください。
次に、あんこの甘さが丁度良いとの口コミがありました。もち粉が入っているモチモチした生地と、くどく無い甘さのあんこのバランスが最高なんです♪
生地が少し甘いので、その分あんこの甘さを抑えているのかもしれませんね。
そしてあんこがたっぷりなので、1つ食べただけでもお腹いっぱいになります!
阿闍梨餅の値段は、1個141円(税込)です。満月は一見敷居が高そうですが、これなら気軽に購入できますね♪
そして、京都の老舗店ではありますが百貨店でも購入可能なので、割りと手に入りやすいのも嬉しいですね。
このように、阿闍梨餅は弾力のある生地とあっさりした甘さのあんこのバランスが最高に美味しいという声が多く、まずいなんて書き込みは見かけませんでした。
気になっていた人は安心して食べてみてくださいね♪
まだまだ阿闍梨餅について調査していくので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね♪
阿闍梨餅の読み方や由来について
阿闍梨餅の読み方は「あじゃりもち」です。初めてみた時はなんて読んだらいいか分かりませんよね。
なぜこの名前がついたのか由来について調べてみました。
阿闍梨餠「阿闍梨」とは、天台宗、真言宗で称する僧の学位のことをいいます。
阿闍梨餅は少し変わった形をしていますが、この中央部が盛り上がった形は、阿闍梨がかぶる、あじろ笠をイメージしたものなんだそうです。
千日回峰行という厳しい修行中に、疲れを癒やすために餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで考案されたといいます。
まとめ
ここまで、京都で有名な和菓子、阿闍梨餅について調べてきました。
阿闍梨餅は、モッチモチの皮に上品な甘さのあんこのバランスが素晴らしい半生菓子です。
何より出来立てがとっても美味しいそうで、私も1度食べてみたいです♪しかし、冷めたものでももちろん美味しいので安心してくださいね!
出来立てを再現したければ、トースターなどで少し焼くと近づけることができるそうなので試してみましょう。
値段も安くて買いやすいので、気になった人はぜひチェックしてみてください!