大根は、栄養価が高くて低カロリーで、健康に良いとされている食べ物のひとつです。
時期によっては値段が高いので安い時期に冷凍保存をしたいと思いますが、冷凍にするとまずいのでは?と言われています。
大根 冷凍と調べると『まずい』と出てきますがきちんと冷凍、加熱調理すればまずくはないですよ。美味しく冷凍するにはコツがあるんです!!
大根は冷凍保存し解凍するとふにゃふにゃに柔らかくなり苦味が出やすいのでそのまま解凍せずに冷凍のまま調理することで味も染み込みやすくおいしくいただけます。
この記事では、
・大根の冷凍はまずいのか?
・おすすめの切り方や保存方法
・美味しいレシピ
について紹介していきます。
大根の冷凍はまずい?
大根は冷凍して解凍するとふにゃふにゃになります。
ふにゃふにゃになってしまうのは大根の内部の組織が壊れてしまい水分が出てしまうことが原因です。
シャキシャキした大根の食感が好きな方は柔らかくなってしまった大根はまずいと感じるかもしれませんが、腐っているわけではありません。
組織が壊れてしまった大根はむしろ味が染み込みやすくなっているので煮込み料理におすすめです。
おでんや根菜の煮物など味が染み込みやすくなっているので冷凍した大根を使用することで早く味が染み込み、ガス代の節約にもなります。
一度柔らかくなってしまった大根はシャキシャキの食感はもどりません。
柔らかくならない冷凍方法は急速冷凍することです。
冷凍する前ほどシャキシャキした食感は残りませんが食感が柔らかくなるのを多少防ぐことはできます。
サラダなど生食にはおすすめできませんのでシャキシャキした大根を食べたい人は、なるべく冷凍せずに食べることをおすすめします。
大根を冷凍にするおすすめの切り方や保存方法は?
では、大根を冷凍するおすすめの切り方と保存方法を紹介します。
おすすめの切り方
おすすめの切り方は、
- いちょう切り・・・電子レンジで1分加熱して半解凍し、なますや浅漬けにする
- 千切り・・・電子レンジで1分加熱して半解凍し、なますや浅漬けにする
- 輪切り(3~4㎝幅)・・・凍ったまま煮て、煮物、おでん、ふろふき大根にする
室温で半解凍し大根おろしにしてもOK!
などがあります。
急速冷凍の方法
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冷凍大根の保存期間は2〜3週間です。
料理に使うときは解凍せずそのまま凍ったまま加熱調理をしてくださいね。
冷凍大根の美味しいレシピは?
冷凍大根の煮物
材料
- 冷凍大根 約300グラム
- 醤油 大さじ3
- 出汁 600cc
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
作り方
- 大根と調味料を全部入れ、沸騰してからコトコトと15~20分程度煮る。
- 火を止めて味を染み込ませる。
時短になりますよ~!!
おでん
材料
- 卵 4個
- 冷凍大根(輪切り) 半分
- おでんの具
- だし汁 700cc
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ3
作り方
- 卵を茹でて殻をむいておく
- 大根とおでんの具と調味料を全部入れ、沸騰してからコトコトと15~20分程度煮る。
- 火を止めて味を染み込ませる。
時間のかかるおでんが冷凍大根を使えばこんなに時短になりますよ~!!
ツナと大根の煮物
材料
- 大根 300グラム
- ツナ缶 1缶
- めんつゆ 大さじ2~3
- 水 150cc
- 青ネギ 少々
作り方
- 鍋に冷凍のままの大根とツナ缶を汁ごと入れ、他の調味料も全部入れて落とし蓋をして中火で10分煮込む
- 途中汁気がなくなったら少しずつ水を足してお好みの味にする
- 仕上げに青ネギを散らす
煮物なのに冷凍大根を使えばこんなに時短になりますよ~!!
冷凍大根の浅漬け
材料
- 冷凍大根(千切りかいちょう切り) 200グラム
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 塩 少々
作り方
- 冷凍大根と調味料を全て保存袋に入れ冷蔵庫で5時間ほどつける
- 水気を絞って盛り付ける
冷凍大根は苦味が出やすいので、気になる人は砂糖を少し足して甘みをプラスするといいかも知れません。
まとめ
大根は冷凍すると苦味が出やすくふにゃふにゃになる。
急速冷凍ならそこまでふにゃふにゃにはならないが、シャキシャキした食感が好きな方は冷凍せずに早めに生の大根を食べてしまうのがいいでしょう。
大根は冷凍すると味が染み込みやすく時短にもなるので煮物などに調理して食べるとまずくなくおいしく食べられますのでおすすめです。