栗の渋皮煮を使用したレシピは沢山ありますが、本格的に作られるなら少し手間を掛けて手作りされるのも良いのではないでしょうか。
栗の渋皮煮を作るポイントとしてはまずアク抜きを丁寧にすることです。
何度か煮こぼししながらアク抜きをする事で、雑味がなく甘い栗の良い香りが残ります。
栗の渋皮煮は、栗を使用したお菓子の中でも渋皮をつけたまま煮込んでいくので煮崩れしにくく失敗しにくいため初めて作られる方にもオススメです!
アク抜きをするには重曹を使うのが定番ですが、他に使い道が無いと常備してませんよね。
そこで重曹の代わりになるものがあると便利ですよね♪
この記事では栗の渋皮煮は重曹の代わりに何を使えばいいのか?そしておすすめの食べ方や保存期間
について紹介して行きます。どうぞご覧ください。
栗の渋皮煮は重曹の代わりに何を使えばいい?
栗の渋皮煮を作るのにアク抜きに重曹を使いますが、代わりにベーキングパウダーを使う事も出来ます。
「ベーキングパウダーも家にない!」と言う方は何も使わなくてもOKです!
簡単には栗の渋味は抜けませんが、アク抜きの回数を増やすことで栗の渋皮煮を作ることが出来ます。
あまり手間をかけたくない場合は重曹(食品用)かベーキングパウダーをおススメします。スーパーなどでも手軽に手に入るので便利ですね。
栗の渋皮煮のおすすめの食べ方は?
栗の渋皮煮のおすすめのレシピを紹介して行きます。
【栗の渋皮煮を作る時に気をつけたいポイント】
これらの注意点を頭に入れながら栗の渋皮煮を作っていきましょう。
材料
栗・・・500g
重曹またはベーキングパウダー・・・大さじ3(3回分)
三温糖・・・300g
まず栗のあく抜きをします。
①たっぷりの水に栗をつけて下さい。厚めの不織布タイプの紙タオルをのせて一晩つけておくとで鬼皮がむきやすくなります。
③水気を拭き取り、栗の底に包丁などで横に切り込みを入れてから鬼皮を頂部に向かうように引っ張るようにしながらむいてください。
※渋皮が切れたり穴が空いたりすると崩れてしまうので丁寧に鬼皮を剝きましょう。
④お鍋に栗を入れて、お水をたっぷりと注いで下さい。落とし蓋をし強火にかけて、沸騰したら重曹かベーキングパウダーを入れ弱火で約15分間茹でてください。
⑤冷めるまで放っておきます。
④~⑤を3回繰り返します。最初は茶色だった水がアクが抜けてくると薄くなってきます。
※重曹もベーキングパウダーも使わない場合はこの④~⑤の工程を6~10回程度繰り返します。
ここから渋皮煮にしていきます。
⑥お鍋に三温糖150gと栗を入れて落とし蓋をのせて下さい。4カップのお水を入れ火にかけて沸いたら弱火にし20分ほど煮てください。そのあと火を止めて一晩そのままにしておいてください。
⑨翌日、お鍋を中火でことこと温め煮汁と栗の味をみながら三温糖を残りの150gを加えてから沸騰させてください。
⑩粗熱がとれたら保存容器に丁寧に栗を取り出し並べてください。
⑪残った煮汁を加熱させアクを取り、約半分の量になるまでよく煮詰め、最後に栗に回しかけて浸して完成です♪
時間はかかりますが、栗がたくさん手に入ったときは栗の渋皮煮を自分で作るのもおすすめです!!
こちらの栗は、くん蒸による殺虫処理がされていないので栗本来の甘さと風味が楽しめるんですよ♪
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栗の渋皮煮の保存期間を紹介!冷凍出来る?
栗の渋皮煮の保存方法を紹介します。
栗の渋皮煮の冷蔵保存方法
とろみがあるくらい甘いシロップの場合、1週間程度持ちます。
また、瓶詰め煮沸真空状態にした場合は約1年持ちます。
栗の渋皮煮の冷凍保存方法
ジップロックに入れ、なるべく空気が入らないように平らにして冷凍しましょう。
(平らにすることにより、使用したい分だけ取り出す事が可能になります。)
冷凍の場合は約1カ月の賞味期限ですが、シロップごと冷凍した場合は半年〜約1年持ちます。
まとめ
栗の渋皮煮を作る時のアク抜きに重曹の代わりとしてベーキングパウダーも使えます。
さらにアク抜きの時間をかければ重曹もベーキングパウダーなしでも作れます。
栗の渋皮煮の冷蔵保存方法は、とろみがあるくらい甘いシロップの場合は1週間程度持ちます。
また、瓶詰め煮沸真空状態にした場合は約1年持ちます。
栗の渋皮煮の冷凍保存方法は、ジップロックに入れ、なるべく空気が入らないように平らにして冷凍することで使用したい分だけ取り出す事が可能になります。
冷凍の場合は約1カ月の賞味期限ですが、シロップごと冷凍した場合は半年〜約1年持ちます。
栗の渋皮煮を使ったオススメな食べ方は
・パウンドケーキ
・モンブランケーキ
・栗スコーン
・栗のタルト
・マフィン
・クッキーなど…
一度栗の渋皮煮を手作りされると、このようにアレンジ料理が沢山作れるのでお好みのスイーツをみつけて作るのも楽しいですね♪
栗の渋皮煮は初めて栗のお菓子作りをする方にとっては作りやすいので、是非ご家族で挑戦されてみてはいかがでしょうか?