餅をあんこで包んだものを「あんころ餅」と言います。
あんころ餅での中でも人気なのが、三重県伊勢市の歴史が古く有名な「お福餅」と「赤福」です。
お土産にとても喜ばれる和菓子です。
パッケージも特徴がありますよね。
お福餅も赤福も消費期限がとても短い和菓子なので三重を訪れた時にしか買えません。
餅の柔らかさとあんことのバランスが美味しくて我が家はみんな大好きです(^^♪
とても似ているように思えるお福餅と赤福ですが、よく見ると違いがあります。
この記事では、お福餅と赤福の違いについて、どっちが美味しいのか?どっちが先なのかについて紹介して行きます。
どうぞご覧ください♪
赤福美味しい pic.twitter.com/GmQn10V6dZ
— 🍄マウンテンIB🍄 (@IBMountain_P) January 15, 2023
お福餅と赤福の違いについて
ではお福餅と赤福の違いについて見て行きましょう。
赤福の方があんこの外観が滑らかで、お福餅の方があんこの外観が粗く見えます。
赤福は機械で作っていて、お福餅はひとつひとつ職人の手で作られているからなんです。
また、見た目だけでなく色味にも違いがあります。
お福餅は、手作りのためあんの形に多少のバラつきがあり、あんの色は少し褐色をしています。
食べてみるとあんの味はしっかりしていて小豆の味を深く感じます。
あえて赤福と比べるとあんこは水分が多めで少し塩味が強いように感じました。
そこに加わるもっちりとした餅はとても柔らかく、噛んでいてとろけていくようです。
何処か優しい甘さで、赤福に比べるとあっさりしています。
赤福は、あんこが甘さ控えめでとても上品な印象でした。機械で作られているので形がきれいに揃っていて、お福餅より濃い小豆色をしています。
食べてみると、その見た目の通り舌触りがとても良いです。あんは濃厚で、お福餅とあえて比べると豊かな甘みを感じます。餅はほどよい弾力があり、最後まであんと一緒に口の中に残っています。
こちらも上品な甘さで、全体として優しい味わいとなっており、もちもちしたお餅の食感を最後まで楽しめました。
どちらもとても美味しくてこれまで三重を訪れた時は必ずどちらかをお土産に買って来ていますが、どちらかを選ぶとするならば私はお餅の柔らかさで「お福餅」派です(^^♪
「お福餅」も「赤福」もあんころ餅だと言いましたが、あんころ餅には他にも「圓八」や「とらや」など有名な和菓子屋の物があります。が、どこも遠いのでなかなか手に入りません(^^;)
三重に中々行けないので北海道の小豆を使ったお餅屋さんの作ったあんころ餅を見つけました!赤福やお福餅と味や食感が似ていてとっても美味しいんですよ♪中のお餅がとっても柔らかいんです!
このあんころ餅なら通販ですぐに手に入れることが出来るので、お取り寄せしたり母に贈ったりしています♪甘党にはたまらないですよ(^^♪
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お福餅と赤福はどっちが先なのか歴史を調査!
お福餅と赤福はどっちが先なのか歴史を紹介します。
お福餅と赤福はどちらも、三重県伊勢市のお土産物として有名な和菓子です。
あんこでお餅を包んだあんころ餅を箱に並べている似たような見た目なので、とても見分けが付きにくいですね。
では、どちらが先にできたのでしょうか?
お福餅は、伊勢市二見町にある株式会社御福餅本家が創業以来製造販売しているあんころ餅です。
小橋長右衛門が江戸時代元文三年(1738年)に伊勢国に開設した茶店にさかのぼることができ、以降お福餅は300年近く作られ続けています。
お福餅とよく似たあんころ餅の一種である赤福は、三重県伊勢市の和菓子屋赤福が創業以来変わらない形・製法で作り続けているこちらも伊勢を代表する銘菓です。
その歴史はお福餅よりさらに古く、赤福の創業は1707年(宝永4年)にまでさかのぼることができます。
つまり…
お福餅と赤福を比べてみると赤福の方が歴史が古いようです。
赤福は316年前から製造・販売しているという生菓子で、一方お福餅の歴史は285年なので、赤福よりお福餅の方が新しいことになります。(2023年時点)
お福餅と赤福はパッケージがよく似ていて間違えて購入してしまう人がいるほどですが、決して真似ではなく全くの別物なのだそうです。たまたまかぶったということでしょうね!
かつてはパッケージの絵柄も擬宝珠のついた和橋の同じものが描かれていたようです。
お福餅と赤福のカロリーと原材料の違いは?
お福餅と赤福のカロリーと原材料の違いを紹介します。
カロリー | 原材料 | |
お福餅 | 82.5kcal | 砂糖 小豆 もち米 水あめ 酵素(大豆由来) |
赤福 | 92kcal | 砂糖 小豆 もち米 |
赤福よりもお福餅の方が1個あたりのカロリーは低いようですね!
まとめ
お福餅と赤福の違いについて、どっちが美味しいのか、どっちが先なのか歴史を紹介しました。
あんころ餅との違いについて、そしてカロリーと原材料も比較してみました。
お福餅も赤福も老舗ですが、赤福の方が歴史が古いようです。
お福餅は職人さんがひとつひとつ手作りし、そして赤福は(今は)機械で作っているそうです。
どちらも美味しいので自宅用にもお土産にもとても喜ばれています。
お福餅の消費期限は製造日を含め7日間ですが、赤福は夏期は製造日を含め2日間、冬期は製造日を含め3日間ととても短いです。
お土産にするときにはすぐに届けるようにしましょうね!!
赤福もお福餅も大好きな私ですが、北海道の小豆を使ったあんころ餅にも興味を惹かれました。赤福やお福餅の味や食感が似ていてとっても美味しいんです♪
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