一般的に関西では「冷麺」、関東では「冷やし中華」と呼ばれています。
ところが実際には…「冷麺」「冷やし中華」と呼び方が違うだけで違いはないんです。
中には関西でも「冷やし中華」と注文する所もあるそうです。
地域差ではなく、取り扱っているお店によって違うということですね。
冷麺と冷やし中華はそれぞれ使用されている麺やスープ、具に違いがあります。
また冷麺についても、朝鮮半島発祥の「韓国冷麺」と日本風にアレンジされた「盛岡冷麺」に分かれています。
それぞれどのように違うのか、ひとつずつ比較してみたいと思います。
冷麺と冷やし中華の『麺』の違い
本場の冷麺とは「韓国冷麺」のことを指します。
冷やし中華はこの韓国冷麺を元にして日本風にアレンジされたもので、中華麺の発祥の地は仙台と言われています。
中華麺はラーメンと同じく小麦粉が主な原料となっていますが、冷やし中華に使われる黄色い麵は「卵麺」です。
中華麺と卵麺の違いは使用している卵の割合で決まり、卵によってのどごしが良く弾力のある食感になるんだそうです。
関西では冷やし中華のことを「冷麺」と呼びます。
韓国冷麺は主に小麦粉・米粉・そば粉・どんぐり粉を使用しています。
韓国冷麺の麺はとても歯ごたえがあり、ゴムのような感じだと言われているそうです(^^;)
食感や味を日本人の好みに合うよう新たに考案されたのが盛岡冷麺で、スーパーなどで多く出回っているのはこの盛岡冷麺だそうですね(*^^*)
盛岡冷麺は小麦粉とでんぷんを練り上げて作られており、コシの強いなめらかな食感になっています。
そば粉の代わりに小麦粉を使用することで麺の色が半透明になっています。
↓盛岡冷麺を作ってみました♪↓
歯ごたえがあり、つるつるでとっても食べやすいです(^^♪
スープが美味しいんですよ!
麺の他にも、盛岡冷麺と韓国冷麺と冷やし中華の『具』や『スープ』にはどのような違いがあるのでしょうか?
韓国冷麺と盛岡冷麺と冷やし中華の『具』や『スープ』の違い
一般的に韓国冷麺・盛岡冷麺・冷やし中華に使用される具は、下記の通りです。
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本場の韓国冷麺に入っているスイカはなんと、定番の具なんだとか!!
フルーツがトッピングされることが多いようです。
韓国冷麺が日本で作られ始めた頃は、キムチの汁などをスープにしていました。
現在は牛を煮込んだスープを使用している店が多いそうです。
盛岡冷麺のスープも牛骨や鶏ガラ、野菜などを煮込んであり、スープにはキムチが入っています。
スープの味は、韓国冷麺も盛岡冷麺もとても似ています。
冷やし中華は醬油ベースやごまだれベースのものが一般的で美味しいですね♪
韓国冷麺・盛岡冷麺・冷やし中華それぞれの口コミ
韓国冷麺・盛岡冷麺・冷やし中華それぞれの口コミを紹介します。
韓国冷麺
韓国冷麺についての口コミは、下記の通りです。
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盛岡冷麺
盛岡冷麺についての口コミは、下記の通りです。
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盛岡冷麺を食べてみました!
口コミにもありましたが、面がもちもちでのど越しの良いつるつるの麺です。
スープの他にキムチのスープも入っていて、そのスープを水で割って麺にかけます。
酸味と辛みが合わさりとても美味しかったです♪
辛みはキムチのスープで調整出来ますので辛いのが苦手な方でも食べられると思いますよ(^^♪
冷やし中華
冷やし中華についての口コミは、下記の通りです。
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冷やし中華はごまだれも美味しいのですが、個人的にはしょうゆベースの方が好きです(^^♪
夏には冷やし中華はたまらなく食べたくなる一品ですね!!
韓国冷麺・盛岡冷麺・冷やし中華のカロリーは?
韓国冷麺・盛岡冷麺・冷やし中華のカロリーは、下記の通りです。(※100gあたり)
韓国冷麵 | 231.4kcal |
盛岡冷麺 | 236kcal |
冷やし中華 | 214kcal |
冷やし中華が1番カロリー低めですね!
まとめ
冷麺と冷やし中華の違いについて(麺、スープ、具など)と口コミについて紹介しました。
・関西の冷麺は関東の冷やし中華と呼び方が違うだけで同じもの
・冷麺と冷やし中華は麺も具もスープも違う
・韓国冷麺はそば粉を使用していますが盛岡冷麺はそば粉は使用していない
・韓国冷麺と盛岡冷麺と冷やし中華の中では冷やし中華が一番カロリーが低い
と言う事がわかりました。
ぜひ食べ比べてみてはいかがでしょうか!?