秋冬になると食べたくなるさつまいも!
ほくほくした食感に、心もほかほか、温まりますよね♪
いつでも食べたい時に、手軽に美味しいさつまいもが食べられたら、とっても幸せですよね~!
ですが、保存方法を間違えると、ぶよぶよになってしまったり、逆にパサついてしまい味気がなくなったりしてしまうこともあるようです・・・。
今回は、基本的なさつまいもの保存方法に加えて、なぜぶよぶよになってしまうのかの理由や、アク抜きの必要性とやり方、カットの方法など、詳しく深堀してお伝えしていきます!
正しい解凍方法や、使い方などもご紹介するので、美味しいさつまいもがいつでもお家で手軽に食べられるようになりますよ♪
ぜひ参考にして、寒い季節でも、あったかほくほくライフをエンジョイしましょう!
さつまいもの冷凍はまずい?ぶよぶよになる?
みなさんはさつまいもを冷凍保存したことはありますか?
ぶよぶよの食感になったり、逆にぱさぱさして不味くなってしまったりした経験のある方も、多いのではないでしょうか?
まず初めに、さつまいもが腐ってしまう一番の原因・・・それは、
さつまいもには冷えると腐りやすいという性質があること!
さつまいもが腐ると、ぶよぶよとした感触になり、変色してしまいます。
これは、さつまいもの原産が、南米の暖かい地域であることが関係しているようですね!
さつまいもといえば、長持ちするイメージもありますが、実際は10~15℃に温度を保ち、水は避け、新聞紙に包んで保存・・・など、
繊細な管理が必要で、意外と保存条件が厳しい野菜です。
暑さにも寒さにも弱いので、寒い場合は新聞紙に包んで保存、暑い場合は風通しの良い涼しい場所で保存することが大切です。
でも家の中でずっと温度を保ちつつ管理するのって、結構ハードルが高いですよね・・・。
そんな皆さんにぜひおすすめしたいのが、さつまいもの冷凍保存です!
冷凍で小分けにして保存しておけば、使いたい時に使いたい分だけ解凍できるのでとっても便利ですね♪
冷凍の便利さは皆さんもお分かりかと思いますが、さつまいもは先ほどお伝えした通り、意外と繊細なお野菜。
冷凍の仕方にも、コツがあるようです!
今まで、さつまいもの冷凍に
「ぶよぶよしてまずい・・・」
「ぱさぱさになって味気ない・・・」
というイメージを持っていた皆さんは、正しい冷凍方法を学んで、ぜひほくほくの美味しいさつまいもを長く楽しんでみてくださいね~!
さつまいもの冷凍はアク抜きやカットして冷凍するのか調査!
さて、いよいよ肝心の正しい冷凍方法についてご説明していきます!
さつまいもを普段使う際には、アク抜きをしてから使っているという方も多いと思います。
基本的なアク抜きの方法は水にさらすのが一般的な方法ですよね。
さつまいもはアクが強めの野菜なので、しっかりとアク抜きをする場合は、
酢水に浸けたり、レモン果汁に浸けたりする方法もありますよ!
切り口が黒くなってしまいがちなさつまいもも、この方法でアク抜きをすると、
変色を防いで鮮やかな色合いを保ってくれます!
さつまいものレモン煮などを作るときには、
アク抜きの段階からレモン汁を使って浸けておくと、
レモンのいい香りが残ってとっても美味しく作ることが出来ますよ♪
また、塩水を使ってアク抜きをする方法もあります。
塩水を使うと、より一層さつまいもの甘さが増して美味しくなるのだとか・・・!
ひと手間加えるだけでいろんな変化があって、料理しがいのある面白い野菜ですね!
アク抜きをせずに放置しておくと、切った断面からどんどん白っぽいアクが出てきて、
渋みが増してしまったり、黒っぽく変色してしまったりします。
なので、出来れば、一番簡単にただの水に浸けるやり方でもよいので、
毎回アク抜きは省かずに行えると良いですね!
冷凍保存の場合もアク抜きは必要?
アクの強いさつまいもにとって、アク抜きは大事な工程であることが分かりましたが、
冷凍保存する場合も、そのまま使うときと同様、
アク抜きが必要なのでしょうか?
結論から先にいうと、さつまいもは冷凍保存の場合でも、
アク抜きをした方が美味しく食べられます。
生で冷凍してしまうと、解凍した時に水分がたくさん出てしまい、
ぱさぱさとした味気のない食感になってしまったりすることもありますし、
何より切ってからそのまま生で冷凍すると、凍るまでにどんどんアクが出て、
全体の味が渋く、そして色も悪くなってしまいます。
さつまいもを美味しさそのままに冷凍保存したい場合は、
食べやすい大きさにカットした後、しっかりアク抜きをしてから、
加熱調理をして冷凍するのが、一番味を落とさずに長期保存ができる方法です。
使いたい目的によって、細くスティック状にカットしたり、
いちょう切りにしたりして、アク抜き、加熱し、上手に冷凍保存してみてくださいね♪
冷凍前の加熱方法としては、煮る方法だとパサつきは抑えられますが少し水っぽくなるので、
柔らかい食感がお好みの方には煮る方法がおすすめです。
とにかく時短がしたい、簡単な方法が良い!
という方には、電子レンジでチンする方法がピッタリ!
この方法のデメリットは、少しパサつく食感になることですが、
使用する時に煮物や汁物にする予定でしたら、
全く問題なく美味しく食べることが出来ます!
そして、一番バランスが良くおすすめなのが、焼く方法!
食感も程よいほくほく感が残り、少し焦げ目を付けておくと
とっても美味しい仕上がりになります♪
自分に合った方法で、加熱調理してみてくださいね!
さつまいもの解凍方法や使い方
さつまいもは加熱調理をしてから冷凍した方が良いことが分かりましたね!
冷凍する時に火を通しているので、
解凍はレンジでチンするだけでそのまますぐに食べることが出来ますよ!
もともと柔らかくなっているので、炒め物や煮物、汁物などに使う場合は、
煮崩れを防ぐために火を通しすぎない方が良いかもしれませんね!
解凍せず凍ったまま鍋やフライパンに入れても調理できます!
加熱してから冷凍保存すると2、3週間は美味しく食べられますよ!
また、さつまいもは冷蔵庫などにいれてゆっくり解凍すると
冷たいままでも食べられます。
バニラアイスなどと一緒に食べたら、簡単にリッチなスイーツに大変身しますよ♪
濃厚な味わいが最高でクセになります!生クリームやはちみつ、
メープルシロップなども最強の組み合わせです!!
汁物に使う場合はそのまま鍋にINするだけなので簡単で
さつまいものみそ汁などはとっても美味しく、
冷凍さつまいもと相性ピッタリなのでおすすめですよ!
まとめ
今回は、さつまいもの冷凍保存方法について
上手な方法と、解凍のやり方、美味しい使い方などをご紹介しました!
さつまいもはそのまま蒸かすだけで美味しいおやつにもなるし、
ご飯のおかずにもピッタリで万能な野菜なので、
冷凍で長期保存が出来たら助かりますよね!
また、スーパーなどには冷凍野菜コーナーにさつまいもの冷凍が売っていることも
よくありますので、アク抜きなどの下処理がめんどうな方は
そういうものを活用しても良さそうですね。
皆さんもぜひ正しい冷凍方法で、いつでも美味しいさつまいも料理を食べてみてくださいね♪