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高菜と野沢菜の違いは?由来や栄養と味の違いを紹介!おすすめの食べ方は?

高菜と野沢菜の違いは?由来や栄養と味の違いを紹介!おすすめの食べ方は? グルメ
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お土産物として人気のあるのがその地方の漬物ですが、中でも高菜や野沢菜がとても人気ですね。

高菜は漬物として爽やかな辛味があり、鍋や炒め物など幅広い料理に利用され、食欲を刺激することが魅力です。

野沢菜は、深いコクと塩味があり、ラーメンや丼物のトッピングとして愛されています。

どちらも保存がきくことも好評で、風味豊かな食材として日本の食卓で親しまれています。

高菜と野沢菜は見た目にも似ていますが何が違うのか調査してみました。

今回は高菜と野沢菜の由来や栄養、味の違いやおすすめの食べ方についても紹介していきます。

 

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高菜と野沢菜の違いは?

見た目は一般的に似ていますが、その微妙な違いがあります。どちらも漬物であり、野菜が塩と調味料に漬け込まれているため、色合いや形状に共通点があります。ただし、使われる野菜の違いや漬け込みの方法により、特定の特徴があります。

共通点

    • 両方とも野菜が漬物にされており、しばしば塩味が効いています。
    • 色合いは緑や淡い黄色が一般的です。
    • 野菜が重なり合っていることがあり、見た目には層状の構造があります。 

違い

      • 高菜は主にキャベツの芯や葉を使用し、その形状は重なったキャベツの葉や芯に由来します。
      • 野沢菜は主に大根の葉を使用し、形状は大根の葉が折り重なり、糸状に束ねられた構造が一般的です。

高菜と野沢菜は微妙な違いはありますが、一般的に見れば漬物としての共通点が強く、好みや用途によって選ばれることが多いです。

 

高菜と野沢菜それぞれの由来や栄養と味の違いは?

高菜と野沢菜それぞれの由来や栄養と味の違いを紹介します。

高菜の由来

高菜はアブラナ科アブラナ属の越年草でからし菜の一種です。

コマツナやカツオナも同じアブラナ科の野菜として知られています。

葉は、20cmから60cmほどの丈に成長します。

原産地は中央アジアで、明治時代に中国四川省から、日本に伝わったといわれています。

現在では、主に西日本で栽培されており、熊本県阿蘇地方の阿蘇高菜、福岡県筑波地方の三池高菜、長崎県雲仙市の雲仙こぶ高菜がとても有名です。

 

野沢菜の由来

高菜と同じくアブラナ科アブラナ属ですが、二年生植物です。

葉は、50cmから90cmほどの丈に成長します。

収穫しないで越冬すると春には黄色い菜の花が咲きます。

 

1756年に野沢温泉健命寺の住職が大阪で栽培されている天王寺蕪の種子を持ち帰り、その種をまいたところ、蕪は育たず葉だけが大きくなったため、その葉を食すようになったと言われています。

 

しかし、現在では最新の遺伝子的研究から天王寺蕪の系統ではなく、ヨーロッパ系のカブの変種と考えられているそうです。

 

高菜の栄養

高菜は緑黄色野菜βカロテンが100g中2300μℊ含まれています。

このβカロテンは漬物にすると水分がぬけるため、割合があがって100g中に3600μℊ含まれます。その他、ビタミンC、B1、B2、ビタミンKなどが豊富に含まれています。特にビタミンCはキウイとほぼ同じ量が含まれています。

 

βカロテンは強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する働きもあります。皮膚や鼓膜の健康維持にも役立つため、美肌効果も期待できる成分です。

 

野沢菜の栄養

野沢菜は100g中41mgのビタミンCが含まれています。これは漬物にした状態でも27mgあり漬物としてはとても高い分量です。

 

野沢菜にもβカロテンが多く含まれているので、免疫力を高める効果があります。

 

高菜も野沢菜もどちらも栄養価が高いのが特徴です。

 

高菜と野沢菜の味の違い

高菜と野沢菜の味の違いを紹介します。

まず高菜ですが、葉と茎は柔らかくピリッとする辛みがあります。主に漬物として食べられますが、とんこつラーメンには欠かせない具材です。

 

一方で野沢菜ですが見た目が蕪の葉に似ており、葉には多少ですが苦みがあります。

しかし、さっぱりしていて食べやすいのが特徴で、白米によく合います。

 

高菜と野沢菜のおすすめの食べ方は?

高菜と野沢菜のおすすめの食べ方を紹介します。

 

ピリッとして、ついつい箸が止まらなくなってしまう高菜。

漬物として食べる以外にどんなレシピがあるのか調べてみました。

 

わたしが個人的に一番好きなのは豚骨ラーメンにトッピングとしてのせる食べ方です。

もはやレシピではない気もしますが・・・

高菜漬けは、基本的に塩と高菜だけで作られているので、和食はもちろん中華料理やイタリアンにも相性抜群間違いなしです。

 

生の高菜は柔らかいものであれば、葉野菜と同じく使うことができます。漬け物として使われるのは外側の大きい葉を基本的に使用するそうです。

 

熊本の郷土料理「高菜めし」や福岡の郷土料理「瀬高の高菜漬け」は農林水産省のウェブサイトにオススメの食べ方として記載してあったので参考にしてみてもいいと思いますよ。

 

冒頭でも述べたように、わたしの住んでいる中部地区ではスーパーには年中、野沢菜の漬物が並んでいます。とても大好きな漬物の一つですが、漬物として食べる以外にも高菜と同じように和食、洋食、中華料理に活用できます。

 

野沢菜には浅漬けと古漬けがあり、浅漬けは収穫から2~3日で漬け、スーパーなどで販売されている多くはこの浅漬けです。シャキシャキとした食感が楽しいです。古漬けは収穫した野沢菜を塩漬けし、べっ甲色になるまで漬けたものです。あとひく酸味が魅力です。

 

野沢菜漬けも長野の郷土料理「野沢菜漬け」として農林水産省からオススメされています。

まとめ

今まで高菜と野沢菜の違いについて深く考えたことはありませんでしたが、それぞれ栄養価がとても高く、ともに漬物として美味しくいただけます。漬物だけではなく、和食や洋食、中華料理などオールマイティーな食材といえるとわたしは考えます。

 

実際に高菜と野沢菜は日本三大漬け物として呼ばれています。

白米のお供として欠かせない漬け物。高菜も野沢菜も生の状態ではなかなか手に入らないものだと思いますが、もし手に入ったら作ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

冷蔵庫では余りがちな漬け物としてだけではなく、調味料やアクセントとしていろいろな料理にアレンジして使ってみて下さい。