2030年には世界のタンパク質の需要に対してタンパク質が不足すると言われています。
タンパク質が不足することによって人類滅亡を危惧されています。
現在の世界人口は73億人です。
今後も人口は増えていき、2040年には90億人に達すると言われているそうです。
先進国では日本のように人口が減少している国も少なくありませんが、人口が増えるエリアは、ジアやアフリカを中心とする途上国です。
国連食糧農業機関の報告によると、現在の世界の飢餓人口は約8億人、毎日4万人が餓死しているそうです。
今後の人口増加によって、食糧危機がさらに悪化するのではないかと危惧されています。
コオロギが世界的食糧危機の救世主になる!?
そんな世界的食糧危機の救世主になるのがコオロギだと言われています。
牛、豚、魚などを飼育するよりコスト面も安く、飼育期間でも圧倒的に早いコオロギが今注目されています。
こおろぎは家畜と比べて飼育コストが安いし、数年かけて成長する動物に比べ成長期間は短く、成虫するのに1ヶ月で十分だそうです。
私が子供の頃に、年寄りが袋を持ってコオロギやイナゴを取りに出かけるのを見かけました。
昔の人はコオロギやイナゴを唐揚げや佃煮にして食べていましたね。
今ではコオロギやイナゴも減って、食べられるのを知らない若者も多いのではないでしょうか。
私は食べられませんでした。
コオロギを使ったせんべいが無印から発売されました
そんなコオロギを使ったせんべいが美味しいと評判なのが無印良品のコオロギせんべいです。
無印商品では、これからの地球のことを考えて、コオロギのパウダー入りのせんべいを発売しました。
コオロギと聞くとちょっと考えてしまうと思いますが、えびせんべいのような味がするそうです。
2020年春に発売されましたが、大人気のため、発売直後に売り切れになりました。
今でもすぐに売れてしまうので、ネットは在庫なしです。
近くのお店に在庫があるかどうか確認してみるとたまたま売っていたという人もいたそうです。
おせんべいなら食べてみたいので、こまめにチェックをしています。
他にコオロギを使った食品は?
株式会社BugMoから、バグモクリケットプロテインバーが発売されています。
プロテインバー1本に50匹分のコオロギが入っているそうです。
食べた人からは、とても美味しい。コオロギが入ってるとは思えない!!
という声が多く聞かれました。
今月にはこおろぎだしが発売される予定だそうです。
株式会社BugMoの代表の松居さんは、
「バーはもちろん、もっと幅広いコオロギの食材としての提案をしていきます。
『めっちゃ美味しい!』で、材料を見たらコオロギだったというように美味しい食材として食卓に溶け込む世界を実現させたい」
と語っています。
まとめ
2030年には世界でタンパク質が不足してしまい、人類滅亡が危惧されています。
牛、豚、魚などを飼育するよりコスト面も安く、飼育期間でも圧倒的に早いコオロギが今注目されています。
無印良品からはコオロギせんべいが発売され、株式会社株式会社BugMoからはプロティンバー、さらにはコオロギだしぱっくが発売されています。
今後コオロギを摂取するのが当たり前になってくると思います。
美味しくタンパク質が摂れるコオロギの食品がエビやかになどと同じように食べられる日もそう遠くはありませんね。
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