ヤクルトとピルクルはどっちがいいのか違いを比較!効果や飲むタイミングを紹介!

ヤクルトとピルクルはどっちがいいのか違いを比較!効果や飲むタイミングを紹介! 美容・健康

乳酸菌が豊富に含まれていることで知られる、人気乳製品「ヤクルト」と「ピルクル

夜寝る前に飲むことで睡眠の質が向上する!?」や「毎日飲むことで健康の維持につながる!?」など、多くの効果が期待されています。

1回に飲み切る量としても丁度良く、味も美味しいこれらの製品ですが、「ヤクルト1000」、「Y1000」については、一時期入手困難の事態に陥りましたよね

それもそのはず!マツコ・デラックスさんが、「ヤクルト1000を飲んだことで睡眠の質がよくなった!」という発言をしたことで、世間が注目し、爆売れに繋がったのです。

人気芸能人の発言は影響力絶大ですね。

その後、ピルクル製品の需要も高まり、「ピルクル400」と「ピルクル400鉄分」については、必要な供給量を確保できないという理由から販売休止になったそうです。

手軽に入手できる日は来るのでしょうか?

今回は、そんな、乳酸菌飲料を代表する「ヤクルト」と「ピルクル」の違いや効果飲むタイミング等を徹底調査していきたいと思います!

ヤクルトとピルクルはどっちがいいのかを比較していきたいのですが、どっちがいいのかを判断することは、簡単なことではありません。

そもそもの味の好み種類による効果の違い等、一概に「こっちがいい!」と判断することはできないのです。

ですが、この後解説する違いを見ていただくことで、自分にとって最適なものがどちらなのか、分かるかもしれませんね!

特定保健用食品・機能性表示食品・栄養機能食品の違い

まず初めに、ヤクルトとピルクルは、その種類により、特定保健用食品機能性表示食品栄養機能食品の3つに分かれます。

まず初めに、特定保健用食品とは、「生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品のことであり、消費者庁長官の許可を得て表示できる商品」です。

次に、機能性表示食品とは、「事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた商品」です。

最後に、栄養機能食品とは、「特定の栄養成分の補給を目的に利用される食品で、栄養成分の機能を表示している商品」です。

なんだか難しいですね・・・。もっと簡単に言うと、

・国の審査に通り、許可マークの付いている物が特定保健用食品

・審査や許可マークが無く、届け出のみの物が機能性表示食品

・鉄やビタミン、カルシウム、葉酸などの栄養成分の補給がメインとなるのが栄養機能食品

ということになります!少しは分かりやすくなったでしょうか?自分の目的の用途に合わせて賢く選べるようになると便利ですね♪

ヤクルトについて

さて、それでは初めに、ヤクルトについて見ていきましょう。

ヤクルトは、株式会社ヤクルト本社により製造、販売された乳酸菌飲料です。菌種は乳酸菌シロタ株で、種類によりその含有量が異なります。ここで、ヤクルトシリーズの代表的な3商品を紹介します

  • 1999年に発売された「ヤクルト400」は、特定保健用食品(以下特保)で、シロタ株は400億個内容量80ml宅配専用となっています。
  • 2013年に発売された「Newヤクルト」は、特保で、シロタ株は200億個内容量65ml店頭販売されています。
  • 2019年に関東地方の1都6県で販売が開始され、2021年4月には全国販売をスタートした「ヤクルト1000」は、機能性表示食品で、宅配専用でした。その後、同年10月に店頭商品として「Y1000」が販売され、誰でも容易に購入することが出来るようになりました。これらのシロタ株の数、内容量はそれぞれ、ヤクルト10001000億個100mlで、Y10001100億個110mlです。

今までにあったヤクルトシリーズと比べると、シロタ株の数が激増したことが分かります。こうして数を見ると、飲んだら健康になりそうなイメージが湧きますね

また、以前はその他にも、栄養機能食品としての商品も販売していたようですが、現在は商品自体販売していないようですね。

ピルクルについて

次に、ピルクルについて見ていきます。

ピルクルは、日清ヨークが販売している乳酸菌飲料です。菌種は、乳酸菌NY1301株で、こちらも種類によりその含有量が異なります。まずはピルクルシリーズの代表的な3つを紹介しますので、一緒に見ていきましょう!

  • 2021年の4月に販売が開始された「ピルクル400」は、特保で、NY1301株が400億個内容量65ml店頭販売されています。
  • ピルクル400と同じ時期に発売された「ピルクル400鉄分」は、栄養機能食品で、NY1301株が400億個内容量65ml店頭販売されています。鉄、ビタミンB12といった栄養成分が含まれていることが特長です。(現在は販売休止中です)
  • 2022年9月に発売された「ピルクルミラクルケア」は、機能性表示食品で、NY1301株が600億個、内容量は65ml店頭販売されています。

このように、ヤクルトとピルクルには、いくつかの違いが見られます。

ヤクルトシリーズには、乳酸菌の量が非常に多いものがあり、健康に良い影響を与えることが期待されます。

一方で、種類により、宅配専用店頭販売に分かれているため、入手しにくい物もあります

ピルクルシリーズは、ヤクルトに比べて乳酸菌の数は少ないですが、店頭販売のものが多く、入手しやすくなっている事が分かります

また、乳酸菌含有量が同じ、ヤクルト400ピルクル400を比べると、ヤクルト400は、1本の値段が80円(税別)なのに対し、ピルクル400は、65ml×5で160円(税別)となっているため、1本あたりは32円(税別)となります。

少し値は張りますが、健康への高い効果に期待するならばヤクルト」、安さと入手しやすさを考えるならばピルクル」を購入するといいですね。

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ヤクルトとピルクルはどっちが先?

次に、ヤクルトとピルクルには、どのような歴史があるのでしょうか。似たような商品なだけあって、どちらが先に販売されたものなのか、気になりますよね!

まずはヤクルトについてです。

元々ヤクルトは、1935年に販売が開始されてから、1970年代までは1種類のみしか販売されていませんでした。その後、時の経過とともに、「ヤクルト400」や先述した「ヤクルト1000」、「Y1000」などの商品が販売されるようになりましたね。

次にピルクルについてです。

ピルクルは、「ゴクゴク飲める乳酸菌飲料」というフレーズを掲げ、1993年に販売が開始されました。

つまり、ヤクルトの方が先に販売されたということになりますね♪

ヤクルトとピルクルの効果や飲むタイミングを紹介!

菌種や菌の数、値段、内容量等、様々な違いが見られたヤクルトとピルクルですが、その効果に違いはあるのでしょうか?

同じヤクルトやピルクルでも、種類によって期待できる効果が違ってきます。ここからは、種類別の効果の違いを見ていきたいと思います。

まず、ヤクルト400には、「良い菌を増やし、悪い菌を減らす」や「腸内環境の改善」、「おなかの調子を整える」等の効果があるようです。

最近人気になり一時期入手困難だったヤクルト1000には、「ストレス軽減」や「睡眠の質向上」、「腸内環境の改善」等の効果があるようです

そして、ピルクル400には、「便秘解消」や「腸内環境の改善・善玉菌の増加」、「便の臭いの減少」等の効果があるようです。

最後に、ピルクルミラクルケアには、「睡眠の質向上」や「日常生活の疲労感軽減」、「腸内環境の改善」等の効果があるようです。

以上のように、ヤクルト、ピルクルどちらも「腸内環境の改善」が大きな効果であり、種類によりその他の追加効果があることが分かりますね。

効果的なタイミング

次に、飲むタイミングについて紹介します。

実は、私たち人間の腸には、最も活発に活動する時間帯があります。これを「腸のゴールデンタイム」と呼びます。

そしてその時間帯は、起床から15~19時間後を指すようです。つまり、就寝前くらいの時間に飲むことが効果的だと考えられるのです。(個人差があります。)

また、乳酸菌は腸に定着する菌ではないことから、どちらの商品も毎日継続して飲用することが大切なようです。

まとめ

ヤクルトとピルクルにはどのような違いがあるのか、お分かりいただけましたでしょうか?

ヤクルトとピルクルには、菌種乳酸菌含有量値段内容量購入方法等に違いがありましたね。

特に、ヤクルト乳酸菌の数が非常に多い種類がある一方で、値段が高く、入手が難しい点が挙げられました。ピルクルは、値段が安く、店頭での購入が可能な一方で、ヤクルトに比べて乳酸菌の含有量が少ない点が挙げられました。

また、歴史で見ると、ピルクルに比べてヤクルトの方が昔から販売されていることがわかりました!

そして、効果的な時間帯としては、腸のゴールデンタイムである就寝前くらいの時間帯に毎日継続して飲むことが大切だという事も分かりましたね。

もちろん、身体への影響には個人差があるので、どちらの方が良いと言い切ることはできませんが、色々な種類を試してみて、自分に合ったものを見つけることができるといいですね!

皆さんもヤクルトやピルクルを毎日飲んで、腸内環境を改善し、健康的な生活を送りましょう♪

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