ぬか漬けといえば、きゅうりが定番ですね。ズッキーニもぬか漬けにすると美味しいのではないか?と思いますが、同じウリ科の食材なので同じような感じでぬか漬けにしてしまうと、食べた時にあれ?なんだかまずい…
そのような違和感を感じた事はありませんか?
その原因は「えぐみ」が残っているからです。
これはズッキーニがよく漬け込まれていないという証です。えぐみを感じた時には、もう1日ぬか漬けにつけて様子をみるようにしてください。
もしくは…
ぬか床が過剰発酵している可能性もありますので、ぬかに塩を加えたりしながら調整してみるのも解決策の一つです。
そして重要なのは下漬けなんです。このひと手間でズッキーニの美味しいぬか漬けが出来上がります♪
この記事では
・ズッキーニの美味しく漬けるコツは?
・ズッキーニの栄養
こちらについて紹介して行きます。どうぞご覧ください。
ズッキーニのぬか漬けは塩もみする?美味しく漬けるコツを紹介!
ズッキーニのぬか漬けは漬けたあとも鮮やかな緑色が残っているという特徴があります。食感と味わいは、皮の部分は歯応えがあり果肉の部分はトロトロしています。見た目も綺麗でぬか漬けとしては一級品といった趣きがあります!
とっても美味しいですよ♪
ズッキーニを美味しく漬けるためのコツは、きちんと「下漬け」することです。
野菜をぬか床に漬ける前に塩をまぶすと綺麗な色に仕上がると言われています。
ズッキーニについては、仕上がりの色が鮮やかになるだけではなく、より美味しくぬか漬けが出来るというメリットがあります。
漬け方
ヘタを切ってズッキーニを縦半分に切り、軽く塩もみしてからぬか床に入れます。もしも大きいようでしたら、さらに半分に切ってから塩もみして下さい。
塩もみの方法として、先ずしっかりズッキーニを水洗いしてから布巾などで水気を拭き取り、まな板の上でずりずりする方法や…ビニール袋に塩とズッキーニを入れて袋の外から手でマッサージするようにもみ込む方法もあります。
ぬか床に漬ける前に…塩もみしたものを20分位そのまま置くようにして下さい。ビニール袋で塩もみをした場合のおすすめポイントは、空気抜きをして常温で20分位おくことです。そうすることで野菜と塩が密着することによる浸透圧で水分が出てきます。
以上の工程を「下漬け」と呼びます。
下漬けすることで、ズッキーニに味がしっかりとつくので、ひと手間をかけてでもやってみてくださいね!
下漬けをしたあとにぬか床に入れることで余分な水分が出にくくなるので、ぬか床の管理も楽になります。
ぬか床での漬け時間は12時間〜24時間程度を目安にされると良いです。お好みに合わせて、漬ける時間を調整してみてください♪
食べる時は、ぬかは洗い落としても大丈夫ですが…そのまま食べると栄養価がますのでオススメです!
加熱せず生のままのズッキーニを食べることで、ズッキーニにふくまれるビタミンC、E、B郡とカリウムを逃さず吸収できます。
加熱してしまうとビタミンEの大部分が失われてしまうので加熱せずに食べられる、ぬか漬けは調理方法として最適だといえますね♪
ぬか床から2日間漬けた大根、ズッキーニ、ピーマン🫑を出しました😁以前に漬けた時は1日漬けたのですが、漬かり方が浅かったので今回は2日漬けました😅
🫑ピーマンのぬか漬けは初めて漬けましたし食べた事もないけど漬けてみました😆全て美味しく漬かっていました😆
盛り付けは微妙ですが〜💦💦 pic.twitter.com/MVWee2Vx9l— 成 (@aM6pcN92J8PtLWw) November 23, 2022
ズッキーニの栄養について
ズッキーニの栄養素については…ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、食物繊維、葉酸が入っています。
ズッキーニの旬な時期は6月から8月なので夏バテ予防対策としてもオススメな食材ですね!
まとめ
ズッキーニはよくイタリアやフランスといったヨーロッパのお料理で活躍している食材の一つというイメージがありますよね♪
カレー、パスタ、スープ、ピザ、ラタトゥイユなどといった加熱料理に使用されているイメージはありませんか?
ズッキーニの原産国は北アメリカ南部やメキシコ北部ですが、1980年代に日本で広がり始めたと言われています。
そしてきゅうりやナスと同じように夏野菜であるズッキーニも、ぬか漬けにすることが出来ます!
①ズッキーニは漬ける時間が短すぎると、えぐみが出る場合もあるので1日漬けたあとに様子を見ながら調整してください。
②漬ける前に塩もみをしてください。
ひと手間を惜しまなければ、より美味しいズッキーニのぬか漬けを楽しむ事が出来るので、ぜひ皆さんもご家庭で挑戦してみてはいかがでしょうか?