サイベックス(cybex)の新作オルフェオ(ORFEO)が2023年4月に発売されました。
cybex リベル愛用中の私が、新たにオルフェオを購入し、実際使ってみてわかったメリットやデメリットを、口コミも交えながらご紹介します。
リベルは走行性の良さとコンパクトさが大人気で、どこにでかけても必ずと言っていいほどよく見かけますよね。
『オルフェオ』は、リベルよりも対象年齢が広がり、生後1ヶ月から使えるようになりました。買い替えの必要がなく、4歳ごろまでと長く使えるベビーカーとして注目されています^^
この記事では・・・
・良い口コミと悪い口コミを紹介
・機内持ち込みは可能なサイズ?
・対面式にはできるの?
・片手で折り畳みできる?
など気になるオルフェオの機能面についても書いていきます。
オルフェオのレビューや口コミ
オルフェオを実際に使ってみて感じた感想や、口コミをもとにして、メリット・デメリットを紹介します!
メリット①買い足し不要!
オルフェオは、生後1ヶ月~22kgまでと長い期間使えるのがメリットです◎
第一子の時には生後すぐにA型ベビーカーを買い、一人座りができるようになってからB型(リベル)に買い替えましたが、第二子では、オルフェオ一台で済み、結果的に2台購入よりも安く済みました!
・シートの背面も少し硬いので、新生児にはどうだろう?
・新生児用インレイは必要だと感じた
・最初からこれ1台でよかった
・6ヶ月になるのを待ってリベルにしようかと思ったけど、店頭で実際に見て購入を決めた
・見た目もおしゃれだし、これ一台で済むので助かる
やはり低月齢のうちから使えるのは嬉しいですよね◎ただ、「国産のA型に比べると、ややシートが薄い」のが気になった点。口コミでも新生児にはちょっと心配…という意見が見られました。
専用の新生児インレイを使うことで、クッション性もアップし快適に使えます。
(頭・背面・座面と分解できるので、大きくなったら座面のみで使うことができます)
これからの暑い夏の時期にピッタリの専用メッシュシートもおすすめ◎
子どもは汗っかきなので、さっと取り外して洗いやすいのがいいですよね。
メリット②片手で開閉可能
オルフェオは片手で開閉できるようになったので、両手でよいしょよいしょと畳んでいたリベルよりも、だいぶ楽になりました!
ただし最初のうちは片手での折り畳みが難しいという口コミも多く見られましたので、一部紹介します。
・片手での折りたたみは無理
・片手にこだわらなければいけるけど…
・慣れるまで練習が必要
・折り畳みも簡単でコンパクトになるので便利
・片手での開閉はコツを掴めばいける!
うんうん、確かにコツをつかむまでは練習が必要かもしれません。しかし、慣れればわりと簡単にできるようになりますよ◎
折り畳み方のポイントは、前輪を少し浮かせて、斜め後ろに重心を倒しながら折り畳むことです!
メリット③肩掛けショルダー
意外と便利だったのがこの肩掛けショルダーです!2歳の上の子の場合、おでかけ途中で降りたがることもしばしば…
そんな時、さっと畳めて肩にかけることができるのはかなり助かります。
・畳んで肩掛けできるのはとても良かった
・肩掛けベルトや下の収納スペースも格段に便利になった
・重量があるけど、ショルダーベルトが付いてるので担ぐ分には大丈夫
ちなみに、体力に自信がない私の場合は…5分くらいならこのまま肩掛けして歩けるかなといった感じです。(これはもう人によりますが)
メリット④リベルと変わらない走行性
リベルの最大の長所は、サクサク動いて小回りも利く走行性の良さだと思いますが、オルフェオも同じレベルの走行性があると言えます!
・今使っているA型ベビーカーよりも走行性が良く、スイスイ行けそう
・コンパクト&軽量なのに、走行性が良いので使い勝手がいい
・坂の歩道橋なども登ってみましたがスイスイ!
・走行性も高く押しやすいです。子どももスヤスヤ寝ていました
・小回りが利くので押していて楽
個人的にいいなと思うのは、歩いているときに自分の足が車輪にぶつからない!という点。
オルフェオの国産ベビーカーとの大きな差は、ストレスフリーな走行性&歩きやすさかなと思います◎
メリット⑤日本限定!メッシュウィンドウ
オルフェオには、日本限定仕様として2か所のメッシュウィンドウが付いています。
上からすぐに子どもの様子を見ることができるので安心です◎
また、通気性が良くなるので、子どもも快適に乗ってくれます!
メリット⑥子どもが乗り降りしやすい
これは2歳の子を載せるまで気づきませんでしたが、オルフェオにはフットレストがあるため、子どもが自分で乗ることができます!(うちは降りるのはまださせていませんが、もう少し大きいお子さんならいけるかな?)
なんでも自分でやりたがる時期なので、フットレストはあって良かったなと感じています。
ここから下は、私が感じたデメリットを4点紹介します。
デメリット①対面にはできない?
オルフェオは、対面式にはできません。
子供の月齢が低いうちは対面で使いたい場面もあるので、ここはマイナスポイントだなと感じています。
・対面ではないので赤ちゃんによっては泣いちゃう
・月齢が低い頃に対面ができないのは残念
・対面式にはできないですが、メッシュウィンドウから意外と顔もよく見える
・対面式にはなりませんがキャノピーの手元側にメッシュの部分があり、子供の様子が見えるので安心
・対面で使う期間は短いのでそれよりも長く使えるところが良かった
デメリット②荷物が掛けづらい?
オルフェオをフルフラットの状態にしたとき、シート部分と荷物が被ります。この状態では押しずらいですし、危ないですよね。
なので私はフルフラットにするときは、フックを使用しシート下に荷物をかけるようにしています。
ベビーカー専用のアンダーバックも楽天などで買うことができます。
・リクライニングを一番フラットにして、荷物をかけるとあまりバランスがよくない
・荷物入れが小さく入れにくいのがマイナス
・荷物置きの入口が狭くて厚みのあるものは入らない
荷物に関しての口コミでは、荷物が少ししか入らない・入れにくいと言っている方も多い印象です。そんなときにもアンダーバッグは便利に使えるかなと思います^^
デメリット③サンキャノピー足りない?
これはリベルでも同じだったのですが、日除けのためのサンキャノピーが国産ベビーカーよりも短いため、おでかけの時間帯によっては顔におもいっきり直射日光があたってしまいます。
・キャノピーが短い点が気になる
・日よけシェードが浅く感じる
・フラットで寝かせると顔まで日差しが当たる
うちではこのような後付けのサンシェードを買い足して使っています。
こちらは、付けたまま折りたたむことができるのでおすすめです!
そのほか、傘さしホルダーなどを使って、日傘を持ち手部分に取り付ける方法もあります。
こちらは日差し対策以外にも、雨の日にも使えるのが◎
デメリット④バンパーバーを付けたまま畳めない?
オルフェオには、別売りのオプションで専用バンパーバーがあります。
こちらのバーは、「あったほうが安心」「子どもが落ち着いて乗ってくれる」という点から、使用している方も多いと思います。しかし、バーを取り付けたままでは畳めません。
折り畳むたびに外す必要があるので、少し面倒に感じてしまいます^^;
オルフェオは機内持ち込みできる?
オルフェオは、折りたたんだ状態で【高さ52.5cm×幅52cm×奥行き15.5cm】3辺の合計120cmとなっています。
ベビーカーを機内に持ち込むことができるかどうかは、各航空会社がその基準を設けています。
JALとANA、ジェットスターの機内持ち込み可能サイズは下記の通りです。
JAL/ANA国内線 | 高さ | 横幅 | 奥行 | 3辺合計 |
100席以上 | 40cm | 55cm | 25cm | 115cm |
100席未満 | 35cm | 45cm | 20cm | 100cm |
ジェットスター | 高さ | 横幅 | 奥行 | 3辺合計 |
56cm | 36cm | 23cm | 記載なし |
今回調べた3つの航空会社では、機内持ち込みは不可であることがわかりました。
機内持ち込みではなく、手荷物として預けるかたちになりそうです。その際は、各航空会社が用意している貸し出し用のベビーカーを利用できます。(ジェットスターは貸出なし)
機内持ち込みが必須条件の方へは、リベルがおススメです◎
リベルはほとんどの航空会社の機内持ち込み基準をクリアしており、小回りも利くので旅行先でもストレスなく使うことができます。(ただし国内線で100席以内の便では持ち込めない場合もあります)
自転車のかごにも入るサイズなので、自転車や車移動の多い方には日常生活でも便利に使えます◎
オルフェオの重さは?ママが片手でも持てる重さ?
オルフェオの重さは、6.1kgです。リベルの2023年モデルが6.2kgなのでほぼ同じといえます。
ただ、肩掛けショルダーが付いているので、オルフェオのほうが持ち運びしやすいと感じます!
軽さを売りにしている国産ベビーカーでは5kg未満のものもでているので、そちらを使っている人にとっては重いと感じるかもしれませんが…オルフェオも、ママひとりで、片手で持つことのできる重さです◎
オルフェオは対面にできるの?
デメリット①でも述べたように、残念ながらオルフェオは対面式にはできません。
ただ、メッシュウィンドウが2か所も付いているので、子どもの様子をすぐに見守ることはできます。
対面式にこだわりのある方には向かないモデルとなってしまいますが、メッシュウィンドウから見れればいい◎という方にはおススメできます。
実際使ってみると、メッシュウィンドウは結構見やすくて良いですよ◎
オルフェオはリクライニングできる?
オルフェオは、シートを4段階に調節することができます。フルフラットにもなるので、6ヶ月未満のお子様や、お出かけ中に寝てしまった場合などにも、快適に使用できます。
操作はシート後ろにある、この白い上下のボタンを押して、スライドするだけで簡単に調整可能です!
オルフェオ使用時の暑さ対策
これからの季節、赤ちゃんの熱中症対策や日焼け予防など、ベビーカー使用時には気を付けなければならないことが多い時期です。
デメリット③でも紹介したように、後付けのサンシェードや日傘を使用するなどして、少しでも暑さ対策したいですよね。
私はサンシェード+保冷剤を使って熱中症対策をしています。ベビーカーに敷くシートは、保冷剤を入れるポケットが付いているものが使いやすいです◎
オルフェオのスペック
対象年齢 | 生後1ヶ月~22kgまで |
サイズ | [走行時]奥行77cm×幅52cm×高102cm [折畳時]奥行15.5cm×幅52cm×高52.5cm |
重量 | 6.1kg |
荷物容量 | 耐荷重最大5kgまで |
カラーバリエーション | シーシェルベージュ/ラバグレー/ビーチブルー/ムーンブラック/オーシャンブルー |
価格 | 46,200円 |
シートリクライニング | 4段階調節可能 |
カラーはシーシェルベージュが一番人気です!
購入可能な店舗
オルフェオを購入可能な店舗は、cybex表参道(直営店)のほか、アカチャンホンポ・ベビーザらス・ダッドウェイなどでも購入できます。
私はポイント還元率がより高い楽天市場で購入し、かなりお得に買うことができました!
まとめ
以上、オルフェオの口コミやレビューをもとにメリット・デメリットを紹介しました。
オルフェオの特徴を踏まえ、どのような人に向いているかというと、
*さくさく動く走行性の良いベビーカーが欲しい
*ワンオペでの外出が多い
*電車やバスをよく使う
*車も使うのでトランクに入れやすいサイズがいい
といった方へたいへんおススメできるベビーカーです◎
cybexリベルとの比較記事もございますので、もしよかったらご覧ください^^